2015年07月04日

月と独りの誕生日

きみは一本の矢になった
ぼくはきみをつがえて太陽に放つ
たちまち夜が訪れて
もう二度と明けることはない
星も月も黒く塗りつぶされた
光を失い
自分を見失い
ただそこに在るしかできない

空からふいに雨がひとつぶ落ちてきて
てのひらにあたらしい月がうまれた
弓を持ったまま立ち尽くして思い出す

そうだ
今日はぼくの誕生日だったね


(2015/06/02〜2015/07/03 WEB CLAP)
posted by くまごろう at 17:15| WORDS:ブラウスと万華鏡 | 更新情報をチェックする
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